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駿「おい景…どうするよ……」
景「ば…馬鹿!逃げるに決まって……」
「ギ…ギャアアァアァアア!!」
突然の悲鳴だった―。この学校には校門は西と東で二つあり聞こえたのは自分達がいる西側ではなく東側であった。
駿「な…なにがあった?いくぞ景!」
――どうなってやがんだ…
「!!」
その時だった……
自分の足で何かを踏んだ……
グチャ……
駿「う、うわぁあぁあ!!」
景「うぇっ…なんだこれ」
東門をくぐるかなり前の位置……そこにあったのは頭皮がくっついたままの脳みそだった…。そして東門へ進むとその奥には無数に散らばった臓器と血が山積していた。
駿「誰がこんなことを…」
景「外へは…出ないほうがいいな…駿。教室へ行こうぜ…」
―あっ…
駿「…。ああ…」
――この時はまだ知らなかった。そして、これから始まる死のゲームに……。
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