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“それは突然の出来事”
「ハァ……ハァ……くっ…来るなぁ――!!!」
ここは夜の樹海の奥底、、声が響き渡る。。其処には一人の少年が何者からか逃げている。
「……」
全身血の色で染まっている大男は大きな鎌を持ちいまにも振り降ろしそうなほど恐ろしい血相をしている。
タッタッタッタ……
鎌を持った男は次期に遠くなっていく。一先ず歩くことにした。
「ハァ…ハァ…」
ガッ!!……「ぐぁっ!?」
その時、足元にあった何かにつまずき転んでしまった。急な出来事で前の木に頭を打った。
「な…なんなんだよっ!」
振り返り見るとそこには鎌で脳天を思いきり斬り刻まれ頭蓋骨が粉砕している死んだばかりの人間がいた。すでに原型を留めてなかったために男か女か解らなかった。
一気に血の気が冷め、後ろを見て逃げようとした瞬間――――
『ニゲラレナイヨ……』
ベシャアアア!!
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