いつもの日々

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伸二「ヌオォォォォォォォォ!!!!!!」 突然、後頭部から激痛が走った。そのため、睡魔と空想の狭間にいた俺は現実に引き戻されてしまった。後ろには、般若の如くに構えていた先生(地理地理夫、53歳)がいた。 地理夫「で、良い夢を見れたかい?羽賀君」 伸二「いえ、寝ていないので、夢なんて見てないですよ?」 俺は本当の事しか言っていない。嘘をついてなんになる?この状況から逃れるのなら一休さんの如くいくらでもトンチをきかそう。だが、不可能なのだから真実を話すしかないだろ。そう、断じて俺は寝てない!!! 地理夫「なら、いったい何を考えていたんだ?どうせ休みの事だろ?」 ぐおっ鋭い!!!! 地理夫「とりあえず、立って授業を受けろ!放課後は、職員室だ!!!」 そう言って、授業に戻っていった。 グッバイ、俺の放課後・・・
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