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ナイト:現在の戦況 警備は滞りなく全兵初期位置に配備 待機指令等 勝手な判断は慎み などともうしましてもわたくしは、戦地におもむいたことがしばらくありません。申し訳ありません。まるで肌に染み付いた習慣のようにつぶやいておりました。しかし念には念を、石橋もたたいてわたれもしもの戦闘のための警備や訓練もまるで現世ではシステム化されましたから、まるで生活には関係のないもののように考えております。しかし日々の積み重ねが物をいいまして、何事もない平々凡々とした生活が守られています😢現行のわたくしといったら平和な世に、いぇ文句などありません。もちろんケチなどつけようものならどんな恐ろしいことがおこるかなんて!!き゛ゃぁぁ!!(十字を空に切りながら)†††勘忍です†††
姫:何をぶつぶつ言っておる。やはりお前はわらわに似ておる小心から雄弁がくるというものじゃな。
姫の妹:人にはこわいものがありますが怖いものが多いほど強くなるものですわ。
ナイト:姫様。わたくしは。いつからこうして姫様のそばにいたのかわかりません。そして恨んでおりました†(貴方を)。わたくしは世を憎んでおります。姫様も憎んでおいででしょう。いえこれいじょうは慎みます。
(†主の祈りを捧げます)
姫:わかっている。今は供に耐え抜くぞ。
姫の妹:わたくしは世に憎まれても世をにくみはしません。憎しみは苦しみを増やすだけです。
ナイト:いつかわたくしも姫の横に並ぶ大国を率いたい。いつか。
姫:淡い願いじゃ
ナイト:かまいません。
姫:ではこうしよう。私は次お前にあうときは姫でもなんでもない。ただの娘である。大国など所有もしない。死者はなにものをもちかえれるかな?大国はあっても、もうかつての栄光も宝も、一挙に人の手に渡る。
ナイト:え゛!そんなのごまかせるはずないでしょう!なんてあつかましいことでしょうか。王姫の身でありながら業務をすっぽかして、庶民と遊ぶなどと品位に傷がつきます。汚らわしい遊びを覚えてしまわれないのかしら、へんなやからが集まって来たのは姫様のせいなんですねやっぱり
。
姫:なに!だましてみせるさ。まぁよい。気がつくなら気がつかせておけばよい。それに。私にはやはり君のいうとおり。詩吟や絵画、甘美な音楽に親しむほうがいいらしい
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