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当日の10時、第1試練を突破した者たちが第2試練の会場に集まった。
「さて、第2試練を始めるか・・・」
オルドルの説明から始まった。
「第2試練は簡単です これから3つのグループに分かれてもらいます」
ハーデルが続いた。
「その3つのグループにはそれぞれ我らがつく」
グループ分けは勝手に決められていた。
リストはルークとリユと同じグループだった。
担当はリンジだった。
リユが言った。
「よかったね、同じグループでさ」
「ふん、足手まといになるなよ」
ルークは不満そうに見えた。
でも、何か楽しみにしていたようにリストには見えた。
「な、なんだよ!?」
「ううん、何でもないよ」
「いいかげん話を始めたいのだがな・・・」
リンジが細かい説明を始めた。
「班に分かれてもらったのはあるミッションを遂行してもらうためだ」
ルークは質問をした。
「そのミッションはどこも同じなのか?」
リンジは答えた。
「違うわね で、わたしが出すミッションは・・・」
―アストラル王国の援護―
「アストラル王国の・・・」
「援護ぉ!?」
特にリエが驚いた。
「ちょ、ちょっと待ってよ・・・」
「ん?何だ?」
リストが説明した。
「僕の護衛獣リエはアストラル王国出身です」
他の全員が驚いた。
「そうだったのか・・・」
「そうなんだ・・・」
「珍しいこともあるんだな・・・」
「・・・」
気を取り直して・・・。
「さて、アストラル王国が復帰している中、復帰を助けようというわけだ」
「一体誰が・・・?」
「わからない」
「ま、とにかく行こうぜ!」
5人はアストラル王国へ向かった。
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