154人が本棚に入れています
本棚に追加
「は、はい!」
彼女はリエッタ。縮めてリエ。
彼女には両親がいない。小さい頃に死んだからだ。
「早くしろよ!」
今は父親が国王と仲がよく、国王の好意で城に暮らしている。
呼んだのは友だった。というか今は姉として慕っている。
「わ、分かりました」
リエは急いで部屋に出た。
「ねぇ、今日も行くの?」
「うん」
「ふふふ、いいではないか・・・」
2人はすぐに出かけた。
彼女らにはそれぞれの能力があった。
リエには魔法の素質が、レナには召喚術の素質があった。
彼女らはそれぞれの学校に通っていた。
普通は親か専門の者に教えてもらうのだが、今やそのようなことをするところはなかった。
最初のコメントを投稿しよう!