第3話 ―魔法少女 リエッタ―

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「ふぅ、今日も何事もなく終わった」 リエは安心した。 「何言ってるのかしらね・・・ 当たり前じゃない?」 リエは小さく笑ってこう言った。 「そ、そうだよね・・・」 レナはリエが最近学校で考え事をしているのが気になって、ついこんなことを聞いてしまった。 「ねぇ、悩みあるんなら相談に乗ってよ? 一応姉妹だしさ・・・」 すると、素直に話してくれた。 「あのね・・・」 リエは最近の夢のことを話した。 それを聞いたレナはからかいをかけた。 「それってさ、好きな人が近くにいるんじゃない?」 「いないよ・・・」 「なら何故なの?」 リエは困りながらこう言った。 「分からない・・・ でも、この世界にいたような感じがしなかった・・・」 レナは呆れた。 「呆れたわ・・・ 分からない・・・」 レナは部屋に戻った。 「・・・わたしって・・・」 その時、突然リエは光に包まれて消えてしまった・・・。
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