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「ふぅ、今日も何事もなく終わった」
リエは安心した。
「何言ってるのかしらね・・・ 当たり前じゃない?」
リエは小さく笑ってこう言った。
「そ、そうだよね・・・」
レナはリエが最近学校で考え事をしているのが気になって、ついこんなことを聞いてしまった。
「ねぇ、悩みあるんなら相談に乗ってよ? 一応姉妹だしさ・・・」
すると、素直に話してくれた。
「あのね・・・」
リエは最近の夢のことを話した。
それを聞いたレナはからかいをかけた。
「それってさ、好きな人が近くにいるんじゃない?」
「いないよ・・・」
「なら何故なの?」
リエは困りながらこう言った。
「分からない・・・ でも、この世界にいたような感じがしなかった・・・」
レナは呆れた。
「呆れたわ・・・ 分からない・・・」
レナは部屋に戻った。
「・・・わたしって・・・」
その時、突然リエは光に包まれて消えてしまった・・・。
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