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1時間後、彼女は気がついた。
「う、うーん・・・」
リストはただ見つめていた。
「ここは?」
「俺の部屋だ」
彼女はあたりを見回し、外へ出ようとした。
リストは彼女の行動を停めようとした。
「気を遣おうと思ってるでしょ? いいよ、1人でも大丈夫だしさ」
そう言って、リストを押し退けた。
リストはすぐに彼女を追い掛けた。
「あいつ、どこへ・・・?」
親方が声をかけてきた。
「まったく、いきなり管理不行き届きかよ・・・」
そう言って、親方は裏口を指さした。
「ありがとう、親方」
リストは急いで彼女を追い掛けた。
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