第6話 ―決意と誓いの木の下で―

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―ちなみに、決意と誓いをしたのがこの日から3ヶ月経ってからだったかな・・・?― 『そうだね・・・ その時はお互いこっそり抜け出してきたから怒られちゃったよね』 ―ああ、そうだな・・・― 『その時の言葉、まだ覚えているよ』 ―え?何?― 『 「なに男前なことを言ってやがる!」 』 ―それ、親方が言っていたこと・・・― 『ふふふ、冗談よ あなたが言っていたことをちゃんと言うよ』 ―なら、言ってみろよ― 『む・・・ 何よ、その言い方? ま、いいか・・・』 リエは急に大声で言った。 『僕は君を守れる鍛治師になってやるー!!』 「え?!」 「ふぅ、やっと起きたよ」 「な、なんだよ・・・」 「いい夢で悪かったけど、現実を見ようね?」 「え?」 部屋を見渡すと、リエの他に親方がいた。 親方が言った。 「さ・て・と・・・♪」 親方は手をゴキゴキ言わせていた。 「う、うわわわ・・・」 こうして、リストは目覚ましをされた。 「あは、あははは・・・」 リエはただ見ているしかなかった。 そして、第2試練のための修行が始まった。 修行の最中、リストはリエにある質問をした。 「あのさ」 「ん?何?」 「アストラル王国って・・・?」 「アストラル王国・・・ ああ、アストラル王国ね そこはね・・・、そこはね・・・」 リエは話を続けなかった。 「何だよ?」 「ごめん、言えない」 「そうか・・・」 修行は第2試練が始まる日まで続けられた。
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