第7話 ―第2試練―

6/7
前へ
/173ページ
次へ
「さてと、どうする?」 「普通に行こうよ」 「それでいいのか?」 「そうだよ」 「ま、いいか・・・」 そう言って2人はルークたちのところへ行った。 「よっ!」 「リストか・・・」 「それにリエまで・・・」 「心配かけちゃったね ごめんなさい」 「ま、まぁ・・・いいわ」 ルークはリエを許して、リストに付け加えた。 「それと、リスト、もう命令無視はするなよ」 「分かった それとすまなかった」 ルークが厳重に注意したのち、この先のことが話された。 「みんなが知ってのとおり、リンジさんがいないんだ」 リユが言う。 「どこにもいないようで身近なところにいそうよ だって、こんなに静かなところで探すのは簡単なはず」 「うーん・・・」 全員が考えている時、リエが何かを言った。 「知ってるよー」 ちなみに、ご存じのとおり、リストもリンジの隠れている場所を知っているのだが、わざと知らないフリをしていた。 「え、どこだ?」 「こっちだよ」 リエは3人を案内した。
/173ページ

最初のコメントを投稿しよう!

154人が本棚に入れています
本棚に追加