第7話 ―第2試練―

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「ここら辺のどこか・・・」 そう言ってリエは探し始めた。 「ま、まぁいいか・・・」 そう言ってリストたちも探し始めた。 「あれ・・・?」 探してもいなかった。 「おいおい・・・どこにもいないじゃないか」 「さてと、これまでかな?」 どこかから声がした。 「え!?」 リンジが建物から出てきた。 「ちゃんと探したか?」 ルークが言う。 「ああ、もちろんだ 俺がミスるわけがない」 「そうかい・・・ 深く探ってないけどね・・・」 「ま、まぁいいじゃないか・・・」 「そうかもね だって今までのやつは鍛冶師の修行とは全然関係ないしね」 全然苦笑・・・。 「・・・というか、指令を果たさなければ・・・」 「・・・だね」 「もう助けたよ?」 4人は驚いた。 「な、何故?」 「ゴミの処理ごくろうさまでした♪」 リンジの言葉にルークが疑問を持った。 「・・・そんなことした覚えないし・・・」 「そうだよ」 リユは便乗した。 でも、リンジは見ていたという。 「裏通りのゴミを拾ってちゃんと捨てていたわね」 「!」 ルークには心当たりがあった。 「まさか、あれが・・・!?」 「そ、そう・・・」 「はい、それで、いい素材はあったかな?」 「・・・」 ルークとリユはゴミを取り出してこう言った。 「割れたコップ、油切れのライター・・・」 「おもちゃに・・・、ガス切れスプレー缶・・・と、その他諸々・・・」 リストは不思議に思った。 「普通、こんなに捨てられているものか?」 「裏通りは治安が届ききれないらしいのだ」 「・・・それで?」 「次が第2試練のメインだ」
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