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「さあ、まずはリストとルークだ」
武器製作が終わり、すぐに勝負が始まった。
「ふっふっふ・・・ この俺に勝てると思うか?」
「やってみせる!」
「召喚術の使用は認める」
「よし、出てこい、リックル!」
リックル――穴ほりが得意なモンスター。
「地の攻撃を使うか・・・」
「リスト~ わたしには何もないよ~」
「嘘だろ!」
「あはっ、ちゃんとやってみせるって!」
「始めっ!」
リンジの合図で戦いが始まった。
「はあ!」
「ふっふっふ・・・」
ルークはゆうゆうと避けた。
「今度はこっちの番だ!」
「なっ!? 急に風の力から火が・・・」
リストはきつい一撃をくらった。
「う・・・っ」
「こんなものか・・・?」
「まだまだ・・・ な、何?」
リストは足元に異変を感じた。
「召喚術はこうやって使うのだ!」
リストは足を滑らせた。
「うわわ・・・」
「リスト!?」
リストの足は地面に埋められてしまった。
「そこまでだ」
リンジはとめた。
「え?」
「勝負はついた 殺すことはないであろう」
「・・・分かった」
ルークはリストを引っ張り出した。
「あ、どうも・・・」
リストはその場を下がった。
「ルークはそのままで、次はリユ」
「あ、はい」
リユは武器を持った。
「始め!」
リンジの合図で戦いが始まった。
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