154人が本棚に入れています
本棚に追加
「あ、おい・・・」
リストは悔しんだ。
「くっそー!」
「すぐに作ろうよ、秘伝の武器をさ」
リストは黙りこんだ。
「どうしたの?」
リエが声をかけた時、突然リストは怒りだした。
「ふざけるな! 3日で見つかるものじゃねぇよ!」
すぐにリエも言い返した。
「ふざけるな、はそっちだよ! そう簡単に諦めるあなただったかな?」
「!」
「きっと大丈夫、見つかるよ!」
「・・・そうだな」
「うんうん」
「じゃあ・・・」
リストは必要なものをリエに教えた。
「1つだけ、心当たりがある・・・」
「なんだ?」
「ライトクリスタル・・・」
「一番重要なものだな」
「リスト、わたしだけで行ってくる」
「あ、おい・・・」
「何?」
「あ、あのさ・・・」
「心配? ああ、大丈夫 ちゃんと帰ってくるから」
リエはそう言って去った。
「おい・・・」
リストは言いたいことがあったが言えなかった。
「そういえば、身近に知っているのが1つあったな・・・」
リストも心当たりを探した。
最初のコメントを投稿しよう!