第2章

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-翌日 「ふぁ~、ねむぅ…、今日は手続きに行かなきゃだし、結衣は……」  朝になり起きた紅火は隣のベットに寝ている筈の結衣をみる。 「なんだ…寝てるじゃん。仕方ない起こすか」  やれやれと首を振り軽く伸びをしてから結衣の寝ているベットに近付き起きるようにと声をかけた。  結衣は声をかけた瞬間う~んと言いながら反対側に寝返りをうった。 「…仕方ない、揺り起こすか。しかし、結衣がこんなに寝起きが悪いとは思わなかったぞ」  そう呟きながら結衣に手をかけ揺り起こそうとした瞬間、グイッと腕を引かれてバランスを崩してしまい、チュッという音がした。
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