第2章

7/7
前へ
/294ページ
次へ
「……////。そ、そんな事より着きましたよ。ここが賞金稼ぎと魔獣狩りの総本山であるギルドです」  そこには、周りにある建物とはくらべものにならないほど立派な建物があった。それに、賞金稼ぎや魔獣狩りを生業とする者達の総本山というだけあり、先程から強そうな者達がギルドを出入りしている。  紅火はしばらく呆然とそれを眺めながめていたが視線に気付き結衣の方に向き直りこれからの事をもう一度尋ねた。 「それで、ギルドに入ってからはどうするんだっけ?」 「まずは、書類に必要事項を記入後、資格試験として1番低レベルの魔獣退治を任されます。とにかく中に入りましょう」  言い終わると結衣はさっさと中に入って行った。その後を慌てる事なく一つ伸びをした後ゆったりとした動作で後を追う紅火であった。
/294ページ

最初のコメントを投稿しよう!

615人が本棚に入れています
本棚に追加