第2章

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 紅火には初めての街なので、結衣が宿まで案内し、まだお金がない紅火の分も宿代を払った。見た目からして豪華な宿で躊躇っていたが強引に押し切られてここに泊まる事にした。  同じ部屋で寝ることになった二人は、これからの事を相談していたがお腹が空いたので晩御飯をとる事にした。  この宿は3階建てで上2階が宿泊施設で1階が食堂である。上品な感じの食堂で酒に酔ったガラの悪い連中などいない程だ。  食堂に来た二人は適当な席に座りメニューを眺める。しばらくして二人共選び終わり店員に伝えてから話だした。
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