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ゼロのクレイジークラッシュが、イフリートの心臓目掛けて喰らった。猛スピードで、イフリートの肉体はバラバラに切り刻まれ、骨は粉と化し、一気に即死した。
ゼロ:よっし。んっ?
突然後ろを振り返るゼロ。辺りを見回すが、またイフリートの方へ目線を戻す。
悪魔を退治終えると、バンマも、トリプルロッドから、太刀へと戻った。それと同時に、イフリートの体は小さな青白い光へと変わり、バンマへと吸収されていった。
バンマ:やったの。
ゼロ:ああっ。
バンマ:んっ?どうしたんじゃ?
ゼロ:さっき誰かに見られてたような…
先ほどゼロが後ろを振り返った理由。何かの気配を感じていた。
だが肉眼では、感じ取れなかった。
バンマ:気のせいじゃろ。わしは感じなかったぞ
ゼロ:…気のせいか
バンマ:それより、早くこの街から出よう。言っておくが、正面からでるな。
ゼロ:わかってる。ゴタゴタは俺も嫌いだ。
ゼロは塀に飛び、裏側から街をでた。
ゼロ:よっと…
レゼル:どこ行くんだ。ハンターさんよ
街の裏側には、レゼルが待ち伏せをしていた。
ゼロ:悪魔は退治した。ここには長居しない主義でな。
レゼル:まぁそれは自由だからな。
ゼロ:なんかようか?
レゼル:見た感じ。あんた狩りをしてんだろ。
ゼロ:それがどうした?
レゼル:俺を仲間にしてくれないか?
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