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男A:てめぇ!
男達は一斉に剣士へと襲いかかる。だが、男達の戦闘はバラバラ。完全な素人。
剣士は左、右と攻撃を避け、隙を見つけては、打つ、蹴るの繰り返し。これもまた、一瞬で片づいていった。
剣士:ふぅっ。口だけの奴が一番嫌いだ。
男A:つ…つえ…
剣士:今度はちゃんと相手見てから、挑みな。クズ!
剣士は倒れている男に、容赦なく踏みつけた
ドスッ!
男A:がはっ!…すっすいません!
剣士:それでいんだよ
剣士の機嫌は満足。その場を立ち去ろうとしたその時
時間は動き出した。
?:待てよ
剣士の動きを止める声。振り向くとそこには、古びたマントと巨大な太刀を背負った青年が立っていた。
剣士:なんだお前?こいつらの仲間か?
?:人に聞く前に自分から答えるのが礼儀だろ。
レゼル:…レゼルだ。んでなんかよう?
ゼロ:俺の名はゼロ。悪いがお前を一発殴る
レゼル:はっ?(なんだこいつ。いきなり現れてわけわかんねぇぞ。だがあの太刀にマント。飾りではなさそうだな)
ゼロ:はじゃない。さすがにこれはやりすぎだ。謝るか、一発殴られるか…
パキンッ!
レゼル:!!
ゼロ:…決めろ
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