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レゼル:…(なんだこいつ)
数秒前。ゼロが喋っている間の出来事。レゼルはゆっくりと剣を握りしめ、次の瞬間。猛スピードで、ゼロの心臓目掛けて、剣を突こうとした。
だが、ゼロの方が反応が早く、背中の太刀を抜き取り、レゼルの剣をガードした。
ゼロ:お前。本当の目だったな。キレもいい。だが…
またも喋っているゼロに対し、レゼルは容赦なく剣を切りつけた
ガキンッ!
だが、またもゼロの太刀にガードされてしまう。
レゼル:!!
ゼロ:…素人だな
レゼル:てめぇ!
レゼルは剣を両手で握りしめ、上下左右へと剣を振りながら、ゼロへと攻める。だが、いとも簡単に、全てガードされてしまった。
ゼロは、隙を見て、レゼルの剣を太刀で振り落とした。
ガキンッ!
レゼル:痛っ!(なんでバカ力なんだ)
レゼルは持っていた剣を落としてしまった。拾おうと、手を伸ばすが、ゼロは剣を蹴り、遠くへ飛ばした。
ゼロ:拾いに行けば…死ぬぞ。
ゾクッ
レゼル:…(なんなんだよこいつ。人間なのか。冷静な目。動けばやられる。ヤバい。なんだこの圧力)
レゼルの額に汗が滲み出る。次の瞬間。ゼロは太刀を振り上げた。
レゼル:!!(やられる。)
目をつむるレゼル。だが切られた感じはない。ゆっくりと開くと、ゼロは背中に太刀を納めていた
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