涙のマウンド

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それから、毎試合達也先輩と夏樹さんは言葉を交わすよぉになって… 付き合うことになったらしぃ。 「夏樹は出会う前からずっと俺を応援してくれてた。 だからさ… 去年、甲子園には連れて行けたけど、夏樹には甲子園で優勝っていう最高のプレゼントをしたいんだよ。 夏樹の誕生日が甲子園の決勝辺りの8月21日ってのもあるけどな。」 「………。」 この人はどこまでかっこいいんだろぉと、僕は感心すらしてしまい… 言葉が出てこなかった。 「裕也~!!」 「はいっ!!」 「明日… 絶対勝つぞっ!!!」 「負けるわけないっす!!!」 そして、僕と達也先輩はいつもの掛け声… 『綺羅星ファイトッ!!!』 と、星が散らばる夜空に向かって… 大声で叫んだ。 明日は決勝戦だ…
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