涙のマウンド

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赤いワンピースの女の子が達也先輩の彼女… 安藤夏樹さんとわかってから、あっという間に時は過ぎ… また球児にとって夢の季節がやってきた。 この頃、 僕は達也先輩と仲が良いといぅことで、夏樹さんとも親しくなっていた。 1つ年上の夏樹さんは達也先輩と同様に、僕を弟のよぉに可愛いがってくれたのだ。 「夏樹さぁ~ん!!」 僕は待ち合わせをしていた駅まで学校から全力疾走し、改札前で待っている夏樹さんに駆け寄った。 「あっ、裕ちゃん!! たっちゃんは?」 「監督との話し合いが長引いてるみたいで… 先にどっか入ってろって…。」 この日は3人で夕飯でも食べようって話しだったんだけど、監督との話しが長引きそぉだからと… 達也先輩に先に待ち合わせ場所に行くよぉに言われていた。 「そっかぁ~…。 もぉすぐ夏の予選も始まるしね!! よしっ、先にどっか入ってよっか!!」 「はいっ!」 僕と夏樹さんは近くのファミレスに入り、ドリンクバーだけ注文し… 先輩の到着を待った。
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