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この話は、僕がまだ15才の時に経験した話です。
今から15年前になります
僕は、少し道をそれた生活をしていて、悪い3個上の先輩2人と僕で毎日悪い事ばかりたくらんでいたのです。
ある夏の事、一人の先輩がお金がないから、富士の樹海に行って自殺志願者を捕まえて、金品を奪おうといいだしたのです
僕は、内心そんな事したくないって思ってましたが、僕は、家出中で先輩のアパートに泊まらせてもらっていた手前、怖さもあって断れなく車に乗り富士の樹海へと向かいました。
先輩が言うには、富士の山道の途中に『氷穴』と言うバス停があるそうで自殺志願者は、夕方頃までにバスから降りてきて付近を歩き始めるそうです。
高速から降りてしばらく林道を進むと、日が落ち始めて『いい時間につきそうだな』
と言い武器の用意しとけよと言われ来るときに積んだバットや鉄パイプやらを一人1つずつ渡しました。
しばらく、車を走らせると道が段々細くなりどう目的地に近づいてきたようです。
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