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すると…手には、彼のリュックがあり彼の前で、逆さにして中身をすべてだしたのです。
中には、缶ズメやらお菓子、お酒類が入っていて先輩は、酒を取り口に含ませると彼の顔面に吹き出し、
『お前死人だよな~酒なんて飲むしかくないんだよ! 』 と、なんくせつけてリュックの物を調べました。
すると中には、現金と高級時計があり先輩は、おお喜び!
『お前こんなの死に際に持ってきても意味ないだろ~俺が使ってやるよ』
と言いました。
彼が『時計だけは、勘弁してくたさいっ』
どうやらよっぽど大事な物らしく、先輩は、その焦る彼の顔みて ケタケタと笑いだしました。
『どうせお前ここで死んじゃうよ。意味ないだろ~』
彼にそう言うと先輩は、自分の腕にはめて、時計をした手で顔面を数発なぐり、彼の鼻が左に曲がってしまいました。
顔は、血だらけで全裸でハサミで切られた坊主頭… まるで戦争中に拷問かけられてる人みたくなっていました。
そうしていると、もうひとりの先輩が何か見つけたようで、
『おいっ!あっちにババアがうろついてるぞ、手には、大きなカバンがある! ババアだから俺一人でやれるよっ ニタッ』
楽しそうにバットをもち林の奥へと行ってしまいました。
『おいっ!自分の金は、自分で稼げよ!こいつは、俺の獲物だからお前も探してこいよっ、俺は、じっくり人間の恐怖の顔を拝見、拝見…ニタッ』
そう僕にいいわらいながら、彼の顔面を蹴りとばして遊び始めてました。
あの光景は、もう地獄です。
不思議と樹海の中だと、解放された感じでそこには、法律もなく人間が野生になった感覚になったような気がしました。
弱い者は、強いものに食べられる…
僕は、もうその現場には、いたくなく離れました。
フラフラと樹海を歩いていました…
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