愛してない

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失恋したから・・・とかじゃなく、寂しいからって理由でもなかった。 翔はあたし達が知り合った場所の近くが仕事場で、家もあたしん家からまぁまぁ近かった。 仕事終わる時間も大体同じくらいで、終わると電話をくれた。 翔 「さやか♪お疲れ」 ってね。 翔から電話がくるとなんかホッとする。 嫌なことがあっても、翔の声を聞いたら落ち着く。 あたし達は、特に遊んだりとかはしなかったけど電話は毎日してた。 でもたまに、翔の顔が見たいなって思ったり。 まだ2回しかあったことないもん。 ・・・でもあたしは、そんぐらいのことも自分から言いだせなかった。
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