yasu-小説-

愛してない

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翔
｢･･･もしもし？さやか？｣

さやか
｢あっ、こ、こんばんわ。笑｣

電話に出た瞬間ドキッとしちゃってうまく話しが出せなかったり。

翔
｢珍しいじゃん♪さやかから電話してくれるなんてっ♪｣

さやか
｢･･･でしょっ。なんか･･･いつも同じ時間に電話くれてたのに、今日なかったからさっ！｣

翔
｢･･･え？もしかして寂しかった？｣

さやか
｢･･･え･･･えっ？！｣

寂しかった･･･？

寂しかったよ。
でも言えない。

翔
｢はは･･･ウケるなさやかは。今終わってさ。帰るとこ。さやかもう家？｣

さやか
｢･･･うん！さっき家ついた。｣

翔
｢そっか。･･･なんか今日は疲れたなぁ･･･｡｣

ああ、早く･･･

早く逢いたいって言わなきゃ。

でも迷惑かな？

２週間電話してて、今までそういう話しもなかったし。

翔、忙しそうだし･･･。