愛してない

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雨も上がり、翔がやっと連絡を入れてくれた。 翔 「さやか、ごめんな。」 さやか 「うん。忙しかったんでしょ」 翔 「・・・まあな・・・。」 さやか 「・・・あのさ、迷惑じゃなかったら今から翔ん家行っていい?」 翔 「なんだよっ迷惑って!・・・大丈夫だよ」 さやか 「本当?じゃあついたら連絡する・・・」 短いやりとり。 冷たいやりとり。 前みたいに笑いあえないのかな。 翔との思い出の写真だけが薄暗い部屋に散らばってる。
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