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    きみがうぶげをまとわすと   ぼくはきみの、そのかわいらしいうぶげにまとわりつく   きたないきたない   ただのえきたいになっていった       きみのあいくるしいひとみがひらかれるとき     きっときみは ぼくをいやになる       だってこんなにもぼくは   にごって、きたないから。       きみのようにこたいでもないし   たとえるならくうき、     そんな、そんざいだから。      
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