回収業務

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煮るなり、焼くなりか… とりあえず中へ入る 中へ入ると後藤さんが正座をして待っていた 私が部屋へ入るなり、土下座して 「すみません もう一日、もう一日だけ待って下さい」と… はぁ↓ 「後藤さん、もう待てないんですよ こっちも上からキツク言われてましてね 今日払えないって言うんなら、このパソコン売っててでも金にして貰いますよ? いいですか?」 「すみません それだけは勘弁して下さい」 「彼女には借りられなかったの?」 「はい 彼女じゃないですし…」 ほんとに、そんな気がする(笑) 「じゃあ 今から一緒に銀行いこうか?」 「えっ?」 「えっ?じゃないだろ! 銀行に300万くらい入ってるんでしょ? これから一緒に行って、降ろしてきましょうや」 「それが…」 「それがなに? あの話しは嘘だったの?」 「嘘じゃないです 本当に300万以上あったんです!」 「なにそのあったって過去形なの? まるでもう無いみたいじゃん」 「あるような…無いような…」 どっちだよ!
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