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テキヤ……てきや……敵や?……敵や!!!
敵?
聞かないほうがいいかも
「わかりました ここで待たせて貰います」
しかし30分も待つ事なく木戸さんらしき人が帰ってきた
「戻りました」
声の主を見る
背は私と同じくらい、けっこうガッチリした体格
髪はオールバックでめっちゃテカテカしてる
そして目が細く鋭い眼光
でこちらを見ています(汗)
「木戸 お前にお客さんだ で、どうだった?」
私に木戸さんが1時間くらいで戻ると言ったおじさんだ
この人がここで一番偉いようだ
てか、この人だけあまりヤクザに見えない
どっちかと言うと政治家?
選挙とか出ていそうな
木戸さん、『誰?』というような不思議な感じでこちらを見たが無視して話をはじめた
まぁ 電話で一度話しただけで、初対面だからね
「どうですかね?」
木戸さんがポケットから紙を取り出し、その偉いおじさんに渡す
その紙を机に広げると、他の連中も机に集まり、その紙を見始めた
「いいんじゃね?」
さっぱりわかりません
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