VS やーさん

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別室で木戸さんと2人きりになり 交渉を開始する 「木戸さん、あなたが使ったお金じゃないのわかりますが、うちもあなたに請求するしか術がないんですよ」 「わかってるよ」 わかってるんかい 「じゃあ今月分払って貰えますか?」 「てかさ、あんたよくこんな所まで集金にこれるよな ヤバイとか思わないの?」 まったく思ってませんでしたー さっき店長と電話するまでは 「ヤバイって? これが仕事ですから」 強がってみる 「でさ、15000円だっけ? もうちょっと待って貰えないかな? 祭が始まれば15000円くらいすぐだから 明美も祭に来るはずだから、そん時にガッツリ言っとくからよ」 「明美?」 「お金を使った張本人だよ」 「そうですか しかしこれ以上……」 待つのは会社帰ってからの私の身が危ない 「もうちょっと待って下さいよ」 うーん ピピー ピピー うわっ(驚) またポケベルがなった ああ けっこう時間たってるしな てか店長、絶対私がボコられるの期待してね?
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