VS やーさん

22/56
前へ
/822ページ
次へ
「もうお話、終わりましたか?」 ドアの向こうから、たぶん五ノ井さんだと思う声が呼びかけてきた 「いえ それがちょっと…」 と私が答えると 「失礼します」 と五ノ井さんが入ってきた 木戸さんが誰かと電話していて私がそれを黙ってみている その状況を見た五ノ井さんが 「木戸は誰と電話してるの?」 当然の問い掛け 「うちの店長です」 「そうですか」 受話器ごしに聞こえる怒鳴り声を聞いてどう思ったのだろう? 「木戸、電話かせ」 今度は五ノ井さんに受話器が渡る 「すみません お電話代わりました 木戸の兄貴分でここを仕切らせて貰ってる五ノ井と申します 木戸がご迷惑をおかけしたようですみません」     店長 VS 五ノ井さん のバトルが開始した     てか五ノ井さん、なんかカッコイイ     頑張れ五ノ井さん     代わった途端、店長の怒鳴り声は聞こえなくなった イケー ヤレー しかし、お話はすぐ終わってしまう↓↓↓↓↓
/822ページ

最初のコメントを投稿しよう!

75644人が本棚に入れています
本棚に追加