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「ジロっ…ジ~ロ起きろ!!」
目を開けると彩の顔が物凄く近くにあった
「○△×□◎!?💦」
僕は慌てて跳び起きた
「しっかしジロ、よぉ見るとホンマ可愛い顔しとるな💕キスしよか思ったわ(笑)」
僕は顔が真っ赤になってるのを隠しながらそっぽを向いた
「ばっ…馬鹿な事言わないでよ💦」
(本当にされるかとおもったよ💦💦)
「取り敢えずはよ出掛けよぉや」
彩はそう言うとさっさと出て行ってしまった
僕も慌てて追い掛けた
街は驚く程賑やかだった
女の子は花を売り、おじさんは野菜を売り…遠くからはパンの焼けたイィ匂いがする
街の人々がみんな何不満無く笑顔を振り撒いているのがジロには不思議で仕方無かった
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