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彩は一軒の服屋を見つけるとジロの腕を掴み入って行った
「ジロ、これ似合うんちゃう?」
そう言うと強引ぬ服とジロを試着室に押し込んだ
シャーッ
「お前ホンマ可愛いな」
彩は顔を手で覆い、笑いながら言った
「ぼっ…僕は男だっ!!」
勢いあまって彩を殴った
「ほぅ」
彩の顔が恐かった
「ごっ…ごめん…」
僕は腫れ物に触るかの様に謝った
「よし、ちゃんと謝ったから褒美にキチンと選んだるわ」
「どぉ?」
「似合ぉてるわ」
彩の顔が優しかった
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