導き
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手紙の内容は、俺の理解力を遥かに越えていた。 何度読み返しても、結局同じ現状が繰り返されるだけだった。 だから俺は誰かの悪戯だと強引に決めつけ、無動作にその手紙を放った。 疲れをとる為に、俺はベッドに横たわる。 その時、玄関からドアの開閉の音が耳に入った。 「ただいま」 外から帰ってきた父さんの、相変わらず元気のない声だ。 それは挨拶と同時に、母さんが見付からなかった証にもなった。
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