導き
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そんな写真とは逆に、俺の部屋の端には、ずっと放置していて埃まみれになっている物がある。 幼少時代、比較的体が弱かった母さんを守りたいという、英雄気取りの理由で始めたボクシングのグローブだ。 その時の俺は、将来スター街道確実とまで言われ、少し名の知れた小学生ボクサーだった。 しかし、俺は八歳の時に小学生ボクサーという名を自ら消した。 ボクシングをやる理由がなくなったからだ……
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