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そんな過去が染みているボクシングのグローブを見ていると、何故か父さんと似た気持ちになる。
それは父さんの何の気持ちなのかは明確ではなく、俺自身その疑問を放置していた……
それから目を離した時、ふと勉強用の机が視界に入る。
その瞬間、俺は目を疑った。
全く記憶にない、一枚の紙がそこに置いてあったからだ。
いつの間にか俺はそれに興味津津だった。
恐る恐る近付き、そして手にとってみた。
すると、その紙にはとても綺麗な字が書かれていた。
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