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『すいません。ちょっと時間なくて…。また、きちんと御礼したいので。』
そう言うと女性からアドレスの書いた紙を手渡された。
『それ、私のアドレスです。必ず返事ください。本当にありがとごさいました。』
そう言い切ると女性はその場をあとにした。
急な出来事に晃は何もできなかった。
『え?あっ!!いいですよ。御礼なんて。』
大声で叫んだが、もう女性の姿は無かった。
とりあえず、晃は学校へと向かい、なにも変わらない生活を過ごした。
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