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友人の田舎(青森)に一週間お泊りに行った時の話。
友人には悪いけど、環境があまりにも違いすぎて二日目からホームシックになった。
毎晩毎晩布団をかぶって、友人にばれないように泣いていました。
「帰りたい・・・。帰りたい・・・。」
自宅で生活する毎日を頭の中で想像しながら・・・。そんな日を繰り返し、やっと一週間が終わり自宅(東京)に帰ってきました。
帰宅するなり妹が言いました。
妹「じつは・・・言いにくいんだけど、ウチにいないはずのあんたがいたんだよね・・・」
くわしく話を聞いてみると、夜中妹が気配を感じて目が覚めたという。
ふと部屋の角を見ると、そこにはうつむきながらだまって正座する私が。
妹はびびって布団にもぐって、しばらくするうちに寝てしまい、また目が覚めさっきの事を思い出しそーっと布団から目を向けると、まだそこにいたんだって。 死んだ人間は強い思い入れや、憎しみでその土地や人にいついたりすると言いますが、生きた人間もまた同じなんですね。
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