谷○霊園

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20分くらい歩いたでしょうか。 嫌な雰囲気はありつつも気にならない程度だったし、何か見たり変わった事もなかったので帰ることになりました。 同じ道を通ってもつまらないので、違う道から帰ると何かがまつってある(たしか歴史上人物?)小さな神社?がありました。 先輩A「なんだコレ?」 友人「早く帰ろうよ。」 先輩B「行ってみよっか?」 先輩A「行こうぜ!ワラ」  結局行く事になりました。石の鳥居をくぐると3メートルくらいの大きな石碑のようなものがあり、まわりには赤い旗。 一通り辺りを見回して、お賽銭を投げ出てきました。 鳥居をくぐって5、6段の階段を下りた時ふぃに私が振り返ると・・・・     先輩Aの背中に白い顔をした老婆が張りつくのが見えました・・・・・ 私「あぁ・・・😱」 先輩A「なんだよ?」 私「いや、なんでもないです(>_<)✋」 友人と先輩Aをビビらせたらいけないとごまくして早足でその場から立ち去りました。 その日から先輩Aとは連絡とってないので、あの後の事は知らないけど、チョト心配です。元気にしてるかな・・・・。 それとは関係ないけど帰り、無人交番の前でジュース飲みながら休憩してたんだけど、酔ったカップルが話し掛けてきてこの霊園の話を聞きました。 話によると、冬に酔っ払ったホームレスが近道しようと霊園入って道に迷い、出られなくなって朝方凍死してみつかるなんて事がよくあるんだってさ。 無人交番はその時のためにあるんだと。四日前にも一人死体がでてきたんだって・・・。
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