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「よいしょっと…」
気絶しているティナを寝室に運び、ベッドに寝かせる。
(ティナちゃんってば大胆だなぁ)
秋楽は寝かせたティナに優しく布団をかけ、リビングに戻る。
戻って最初に目についたのは…
ソファーに死体のごとく横たわるレイナ。
とりあえずスルーしてテーブルへと向かい、椅子に座る。
結局残ったのはレイナとティナを除く5人。
「あれ?そういえばウィルとリリカは平気なのか?」
「飲む前にわかりましたわ」
リリカは右の手のひらを口の前に合わせ、クスクスと上品に笑う。
「そっか、それで…ウィル…」
秋楽は鋭くウィル睨む。
「なんだい?」
ガンッ
「~~~~~ッ!」
とりあえず殴った。
脳天に響いたのかウィルは涙目だ。
「あたたたた……やっぱりバレてた…?」
「当たり前だろ?」
「ごめんごめん、やっぱり最初は…さ!」
爽やかスマイルの押し売りはお止め頂きたい。
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