れっつぱぁてぃ!男心はハラハラ★

28/32
前へ
/85ページ
次へ
風呂から上がり寝間着に着替えた秋楽は、まだ濡れている髪をタオルで拭きながらリビングへ向かう。 「ふぅ…」 (やっちまったなぁ…しかも転入初日か…) そのままソファーに座りため息を吐く。 (あいつらになら話しても大丈夫…かな?) 「何にしても早すぎるかぁ…」 秋楽は座ったまま伸びをする。 そのまま頭の後ろで手を組み目を瞑る。 (まぁいいか…別にバレたからって大戦は終わったことだし…) 「はぁ…」 ふとあることを思い出し、再度ため息が洩れる。 (そうだった…アレが問題だった……) アレ それは超個人的な事。 [戦場の女神]についてである。 (恥ずかしいんだよなぁ…) 秋楽は立ち上がってキッチンへ行き、冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出し一息で飲み下す。 「~~~ぷはっ」 (まぁあんまり深く考えても仕方がないし…そろそろ寝るか…) 「よし!」 秋楽は気持ちをスッパリと切り替え、もう一度伸びをして寝室へ向かう。 まだため息どころじゃ終わらないモノが眠る場所へ…
/85ページ

最初のコメントを投稿しよう!

590人が本棚に入れています
本棚に追加