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秋楽は寝室に入るやいなや電気もつけずにそのままベッドに潜り込み目を閉じる…。
それがいけなかった。
数時間後
「ん~…」
夢の世界にダイブしている秋楽は ゴロンと寝返りをうち、その手に触れた抱き枕らしきもモノを引き寄せて抱きしめる。
ムニュ
「あっ…///」
(ん?今なんか声が聞こえたような…)
まだまだ夢の世界にダイビング中の秋楽はそれに気付かず、再び抱き枕らしきもモノをギュッと抱きしめる。
「はぅ……///」
ムニュムニュ
(それにしても凄いなこの抱き枕…程よく柔らかくて暖かいし……気持ち良いなぁ…)
ムニュムニュムニュムニュ
「ひゃっ……んん…はぁ///」
(はふぅ…………あれ?でも俺抱き枕とか持ってたっけ?)
ムニュムニュムニュムニュムニュムニュムニュムニュムニュムニュムニュムニュムニュムニュムニュ
「あん…ひゃうぅ……んん…はぅ…んはぁ……やぁ///」
なんか聞こえた。
(ち ょ っ と ま て !)
「ぶぅぅるぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
夢の世界からすっ飛んで帰ってきた秋楽は神速で抱き枕(怪)から手を放して布団をひっぺがし、ベッドから飛び退く。
電気をつけることも忘れない。
「………のぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
意図せずプ○トーンの表紙のポーズになる。
秋楽の視線の先……
布団が無くなり電気の光によって照らされたベッドの上には…
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