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「召喚術専用って?」
「その名の通りですよ。この学院の生徒はみんなここで召喚術を行うんです」
「だからこんなに殺風景なんだ?」
「と言うか…新しく呼び出された使い魔には荒々しいのも居ますから……」
「あぁ、無くなっちゃうからか」
秋楽は納得したように言うとティナは頷いた。
秋楽とティナが話していると、今まで逃げるウィルを追いかけ回していたレイナが、ティナの持つ箱に気づいた。
「先生それ何?」
やっと無限追いかけっこが終わりウィルが倒れた。
「これ?」
ティナは持っている箱を揺すって言う。
「召喚具よ」
「見ていい!?」
「駄目です、あとのお楽しみ♪」
目をキラキラと輝かせていたレイナはティナにお預けをくらっていた。
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