ABB○右○左!使い魔召喚★

10/27
前へ
/85ページ
次へ
秋楽達が見守る中、リリカは更に魔力を注ぐ。 「………!!」 リリカの持つ召喚符から蒼い炎が溢れる。 「大丈夫!?」 慌てて駆け寄ろうとするレイナをリリカは手を挙げて制する。 「大丈夫ですわ。熱くもないですし…」 「リリカ、召喚符を放すんだ!」 「でも……」 「大丈夫だから!」 リリカはその手にある召喚符と「放せ」と言う秋楽を交互に見やってその手を放す。 「あっ……!」 「…………」 リリカの手から離れた蒼く燃える召喚符はその身を捨て、空中に蒼い紋章が描かれていく。 「これは……魔法陣!?」 リリカ達は描かれた魔法陣に目を見張る。 「最上級か……」 ただ1人秋楽だけは鋭い目つきで魔法陣を見据えいた。
/85ページ

最初のコメントを投稿しよう!

590人が本棚に入れています
本棚に追加