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「凄い!凄いよリリカ!」
「まさかドラゴンとは…凄いですね」
「………おめでと…」
「ありがとうございますわ」
戻ってきたリリカは矢継ぎ早にいわれたが微笑んで返した。
「それじゃあリリカ、俺は一旦戻るからな。次からは呼ぶだけで来っから」
言うが早いかアルは軽く手を振り姿を消した。
「良い奴に当たったな」
「はい」
「だが油断は禁物だぞ?ドラゴンはプライドが高い…まぁあいつはそうでもなさそうたが」
「……ですわね」
お互い苦笑しつつもどこか楽しそうだった。
「じゃあ次は誰がやる?」
「あたし!あたしやってみたい!」
右手をピンと伸ばしたレイナはさっきの不安は何処へやら、ピョンピョンと飛び跳ねている。
「じゃあレイナだな。頑張って来い」
「うん♪」
レイナは召喚符を手に、離れて行った。
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