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みんなと少し離れたレイナは、両手に召喚符を持ち少しずつ魔力を注いでいく…
「ん………」
魔力を込め始めて数分後
「あ…」
レイナの持つ召喚符から紅い炎が溢れる。
「レイナ、手放して」
「うん!」
レイナは直ぐに手を放し、召喚符は再び舞い上がり魔法陣を描く。
「おっ…」
魔法陣が静かに消えるとそこには1人の男の子がいた。
「え……?」
「こ…こんにちわ…」
魔法陣から現れた少年はレイナに近づきペコリと頭を下げる。
「えっと…こんにちわ♪あなた名前は?」
「僕の名前はセス…よろしく…ね?」
セスは少し首を傾げて言った。
「…~~~ッ!!」
(かっ…カワイイ///)
「こっこちらこそっ、よろしくね?セス君」
「ありがと…//」
セスははにかんだ笑顔で答えた。
「か…カワイイですぅ…」
「………ショタ…」
頬を赤く染めたユーナにテレサの突っ込みが入ったが、言われた本人は聞いちゃいない。
「………ちぇ…」
少し俯いたテレサを秋楽は慰めるように頭を撫でていた。
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