ABB○右○左!使い魔召喚★

14/27
前へ
/85ページ
次へ
みんなと少し離れたレイナは、両手に召喚符を持ち少しずつ魔力を注いでいく… 「ん………」 魔力を込め始めて数分後 「あ…」 レイナの持つ召喚符から紅い炎が溢れる。 「レイナ、手放して」 「うん!」 レイナは直ぐに手を放し、召喚符は再び舞い上がり魔法陣を描く。 「おっ…」 魔法陣が静かに消えるとそこには1人の男の子がいた。 「え……?」 「こ…こんにちわ…」 魔法陣から現れた少年はレイナに近づきペコリと頭を下げる。 「えっと…こんにちわ♪あなた名前は?」 「僕の名前はセス…よろしく…ね?」 セスは少し首を傾げて言った。 「…~~~ッ!!」 (かっ…カワイイ///) 「こっこちらこそっ、よろしくね?セス君」 「ありがと…//」 セスははにかんだ笑顔で答えた。 「か…カワイイですぅ…」 「………ショタ…」 頬を赤く染めたユーナにテレサの突っ込みが入ったが、言われた本人は聞いちゃいない。 「………ちぇ…」 少し俯いたテレサを秋楽は慰めるように頭を撫でていた。
/85ページ

最初のコメントを投稿しよう!

590人が本棚に入れています
本棚に追加