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「先生どうしたんですか?」
生徒の声で我に帰る担任
「え!?…いや、何でも無いよっ//」
だが生徒達のざわめきは止まらない
「ちょっ、みんな静かにー!」
段々とザワザワ感は収まっていき、次第に落ち着く。
いくらSクラスでも、まだまだ子どものようだ。
「静かになったわねぇ、はい!」
パン!と手を打ち仕切り直すと、中断された話に戻す。
「え~っと、さっきも言ったように今日は転入生がいます」
微かにザワザワ感が湧き出す。
お決まりの如くの質問
「先生!転入生は女の子ですか?それとも男の子!?」
ほのかに頬を朱に染める担任。
「男の子よ//」
「どんな感じ!?」
「カッコいいの?!」
小さく……と思いきやブンブンとまるで音が聞こえるほどに縦に首を振る担任。
その瞬間女子はキャーキャーと騒ぎ出し、男子の大半は若干ふて腐れる。
一部の男子はまだ目がハートマークだ。
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