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光の表情は私の一言で一気に曇った
光は私のことを好きなのだ
光の行動を見ていればすぐにわかる
本人は隠しているつもりのようだが、それでも私には嫌というほどわかってしまう
それなのに光に対し、こういう関係でいる私は最低な人間だ
「光、始めないの?」
「あぁ」
私は光の首筋に腕を回しギュッと抱き着いた。光はそれに応えるように私の首筋に顔を埋めそこに幾つもの口付けをする
その後、部屋の中で響いたのは甘い吐息と卑猥な水音だけだった
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