29人が本棚に入れています
本棚に追加
道の左奥の林の中から…
[ギリギリ~]
その音は、ノコギリで鉄の板を切るような音で…
みんなすぐに車に戻り、鍵をしめ様子をみてました。
十分位して佐藤君が車から降りてきて、多分何か動物が踏んだ音だよ。
佐藤君は、本当にオカルト的な事を信じなく、現実的な人柄で何事にも冷静でした。
先に進もうと言うので、僕は、帰ろうよと進めたのですが、佐藤君と、いいだしっぺの女の子は、
[ここまできたんだから家迄で行こうよっ]
と言われ、年上だし、何も言えなく、ついて行く事になりました…
最初のコメントを投稿しよう!