2人が本棚に入れています
本棚に追加
/16ページ
穏やかな大地
広がる緑
目の前には木々が生い茂っている
「…俺達迷ったよな?」
「…さぁ?」
二人の男が歩いていた
「おい。とぼけんなよ!ここはどこかわかってんのか」
「…ラブの森だ」
二人はどうやら道に迷っているらしい
そしてここはどうやら森のようだ
「おいジェスタ!何か言えや」
「何でそんなに怒ってるの?ケビン?」
二人の男…
若干関西弁混じりのヤカラ口調で話す男
名はケビン、地方の盗賊で裕福な豪族どもを相手に様々な厄介ごとをかけていた
盗賊脱退後はとりあえず旅に出ていた
容姿は厳ついという感じで上半身は裸で体には入れ墨が沢山ある
これは盗賊時代からずっとらしい
そしてもう一人の男
名はジェスタ、魔導士だ
ある師匠の気まぐれで旅に出させられた
その旅の途中でケビンに出会い一緒に旅をしている
容姿は端麗でイケメンといってもいいくらいだ
前進をローブで纏ってる
二人は何故かとある森で迷ってしまっている
因みに物語の主人公は彼らでは無い
主人公は次の頁から登場する
最初のコメントを投稿しよう!